テニス肘は主に肘の外側を痛めるものでバックハンドテニス肘とも呼ばれます。
テニスの初心者やウィークエンドプレイヤーに多いとされ症状はバックハンドストロークを打つときにのみ痛みを感じる程度から始まり、進行するとラケットを握ることも出来なくなります。
そうなると日常の動作においても痛みが出現し雑巾を絞る、ドアノブを回すことで痛みが生じます。
ゴルフ肘の症状は肘の内側だけでなく外側にも痛みが 生じることがあり、クラブをスイングする時に痛みが走りますがひどくなると肘を動かしただけで痛むこともあります。
地面にあるゴルフボールを打つ時は、クラブのフェース(表面)が玉の下部分に乗ってボールにバックスピンをかけながらインパクトの衝撃で前に飛ばすのが原理ですがボールは地面についていますのでクラブは当然地面に接触します。
スイングの精度が低かったり、戦略で強烈なバックスピンをかけたいときは地面を深く掘ることもあります。
スイングが確立していない子供や癖が付いてしまった大人の方に多く、地面を掘るときの衝撃は肘に対して負担がかかってしまいます。
特にゴルフのスイングは肘が伸びた状態でボールを打つので、地面を掘る衝撃は肘に対して100%伝わってしまいますので注意が必要です。
ゴルフ肘を予防するには肘に負担のかからないフォームが大事です。
悪いフォームのまま練習を継続すると、肘のみならず、肩や腰まで悪くなります。
症状が出たら普段はテーピングやサポーターなどで固定して、患部の負担を減らし、マッサージやストレッチ電気施術などの理学療法で疲労した筋肉を手当てします。
練習中に少しでも異常を感じたらプレーを中断しアイシングを行うことが大事です。
肘の痛みがある時は練習場では100球以内にし、アプローチや素振り中心の練習にしましょう。