三角線維軟骨複合体(TFCC)は手関節の外側(小指側)の関節の靭帯や関節円板(クッション)などを総称した名称です。
腕(前腕)には橈骨と尺骨と言う細長い骨があります。
この尺骨の手関節部分の突起の周囲には、手首の衝撃を和らげる役目をする TFCC(三角繊維軟骨複合体)と呼ばれるハンモック状の組織があります。
このTFCCが損傷を受け、手首に痛みが出る疾患です。
TFCCの損傷は、関節造影検査やMRI、関節鏡検査で確認されます。
TFCC損傷・突き指 | 北九州市八幡西区(折尾・三ヶ森)の整骨院「ハート鍼灸整骨院」
TFCC損傷は、手関節部分のTFCC(三角繊維軟骨複合体)と呼ばれる部分が損傷を受けて手首に痛みが出る疾患です。
三角線維軟骨複合体(TFCC)は手関節の外側(小指側)の関節の靭帯や関節円板(クッション)などを総称した名称です。
腕(前腕)には橈骨と尺骨と言う細長い骨があります。
この尺骨の手関節部分の突起の周囲には、手首の衝撃を和らげる役目をする TFCC(三角繊維軟骨複合体)と呼ばれるハンモック状の組織があります。
このTFCCが損傷を受け、手首に痛みが出る疾患です。
TFCCの損傷は、関節造影検査やMRI、関節鏡検査で確認されます。
スポーツではテニスやバトミントンなどラケットを握る種目に発生しやすく手首を小指側に倒すことによって損傷しやすいです。
また転倒して、地面に手をついた時などに捻挫と複合して発生することがあり、スポーツなどで怪我をして下記のような動きで手首に痛みが生じると、TFCCの可能性があります。
処置は固定による保存療法なりますのでサポーターやテーピング、重症な症例ではギプス固定になります。
固定期間は約1ヶ月になります。
痛みの続く間は組織の修復を促すため、物理療法と運動療法を加えていきます。
・サポーター
少し固めのサポーターで、取り外しが簡単です。
・ギプス固定
重症例では合成樹脂を添え木に使って固定することもあります。
一般的に突き指と呼ばれるものは俗称で種類は様々あり、発生頻度は球技のスポーツ(バレー、バスケット野球など)に多い疾患です。
まれに、骨折や脱臼、靭帯や腱の損傷といった症状が表れる場合があり、的確な処置を行わずに長期間経つと、指が変形する事もありますので注意が必要です。
これは呼んで字のごとく、爪の下に血腫が出来てしまうもので、いわゆる『血豆』が原因です。足の裏などに血豆が出来るように、爪の下にも血豆が出来ることによって、爪が変色します。
爪下血腫は、爪に強い外力や圧力がかかることにより、発生します。
競技では、ランニングをしている人によく起きます。
長期間、継続的に走り続けることによって爪に圧力がかかり、爪の間に血が溜まってきたら注意が必要です。
処置は痛みのひどい場合、爪に穴を開けて溜まった血腫を出せば楽になることもあります。痛みが軽い場合は固定して、保存療法で血腫が自然吸収するのを待ちます。
爪下血腫の予防には以下のものがあります。
重度の突き指の場合には腱の断裂や剥離骨折を起こすことがあります。
マレットフィンガーは野球やソフトボールなどの球技中に発生することが多く、ボールが指先に当たって指の第一関節を伸ばす終止腱を痛めたり剥離骨折をしたものです。
処置は装具やスプリントを使って固定になります。
固定期間は終止腱断裂の場合で6~8週間、剥離骨折の場合では5~6週間の固定となります。
骨折よりも腱断裂のほうが回復までの期間は長くなります。
側副靭帯損傷は頻度の高い突き指で、球技はもちろんですが柔道などでもよく痛める疾患です。
側副靭帯とは指の関節が横に動かないようにする、関節の安定性に重要な靭帯で、突き指においては第二関節(PIP関節)でよく損傷を起こし、ここを痛めると指が横方向にぐらつくことがあります。
処置は電気施術や超音波で物理療法を行った後に、テーピングやサポーターで固定をします。固定期間は約2~3週間です。