シンスプリント | 北九州市八幡西区(折尾・三ヶ森)の整骨院「ハート鍼灸整骨院」

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シンスプリントは過労性骨膜炎といってスネの内側中下1/3部分に痛みが発生します。
骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴です。

シンスプリントとは

シンスプリントは過労性骨膜炎といってスネの内側中下1/3部分に痛みが発生します。

骨折した時のような激しい痛みではなく、鈍痛なのが特徴であり脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)とも言います。

特に陸上競技やランニングなど、走ることが多い競技において多く発生します。

原因

ランナーがハードなトレーニングをしたり、固い地面を長時間走り続ける事によって筋肉が骨に付着する部分を痛めます。

特に着地時に足関節(踵)が内側に過度に倒れこむこと(オーバープロネーション)等により、引き起こされます。

オーバープロネーションとは?
プロネーション(pronation,回内)とは、足首を内側に回す動きの事で、プロネーション自体は着地時に踵の衝撃を和らげる生理的な動きで、異常ではありません。
(足首が内側に傾き、足の小指側が挙がる。この結果、踵骨は地面に対して外反する)

オーバープロネーションはその動きが、過度になり足首が内側へ倒れこみすぎてしまう事で、膝鵞足炎、扁平足、外反母趾、足底腱膜炎、シンスプリント等様々な障害を起こす原因となります。

またオーバープロネーションの方は大抵、O脚気味です。
オーバープロネーション対策にはオーバープロネーション用のシューズを履くなどがありますが、誰にでも当てはまるわけではないので、しっかりとみてもらうこと必要となります。

シンスプリントの発生する年齢は中、高校生が多く、男女比では 男子1:女子2の割合です。

症状

  1. 走るとスネの内側に鈍痛がある(重症例では歩行時も痛む)。
  2. 背伸びをしたり、指先を上に立てると痛い。
  3. スネの内側を押さえると痛む。

×印の所で痛みが生じます。

ヒラメ筋や後脛骨筋、長指屈筋の柔軟性が低下している事とオーバープロネーションなどによって脛骨の内側を傷めます。

処置

軽症ではすぐに練習を中止する必要はありませんが、練習量と練習内容の見直しが必要となってきます。
走ったりジャンプすることを減らして練習前後のストレッチを入念に行い、練習後はアイシングを行います。

シンスプリントにおいて上記のヒラメ筋や、後脛骨筋、長指屈筋などのストレッチングが重要になってきます。

やり方は階段に乗って、踵だけを宙に浮かせます。
その状態から膝を曲げてスクワットをしながら踵を下に落とします。

その状態を10秒維持しましょう。痛みのある時は無理しないようにしてください。

またシンスプリントは足関節(踵)が内側に倒れこまないように、テーピングで予防します。
回復期間は軽症のものでは約2週間、重症のものでは数ヶ月かかります。

また踵のアウトソールが片減りしてる人は、踵で着地をしてる証拠なので長距離ランナーなどではフラット走法などを身につけた方が良い場合もあります。

フラット走法とは?
~通常は踵からの着地であるのに対して、重心付近に足裏全体をフラットにして足を着地させる走法。

アキレス腱炎

走りすぎたり足首を使いすぎる事によって、アキレス腱付着部に炎症が起きる疾患です。

他に偏平足などのアーチ不足によって、アキレス腱付着部に負担がかかり痛める事もあります。
年齢層では中年以降のランナーに特に多く発症します。

×印のある、踵の少し上の方で腫れが生じ、触ると痛みます。
特に足首を立てる(爪先を上げる)事によって痛みが出ます。

処置

アキレス腱炎の場合、処置の基本は保存療法です。

アキレス腱の動きに関係する筋肉の柔軟性をつける事と、アーチをつけるために足底板を装着することもあります。
またクッション性の高い靴や、踵が上がるような靴を用いて、アキレス腱の負担を減らす必要があります。

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